アーカイブが求める人物像は大きく3つあります。
1つは『勉強し続ける人』、2つ目は『チャレンジ精神がある人』、そして3つ目は『コミュニケーションをしっかりとれる人』です。

 まず、『勉強し続ける』ということについてですが、仕事していれば勝手に知識がアップデートされるという認識は捨てましょう。その姿勢で仕事をすると他の人と何も差がつきません。特にエンジニアという仕事に携わる人は周りより先に最先端の技術を得ていく人でなくてはなりません。
 自ら進んでアップデートしようと行動を起こし、エンジニアとしての流行を知ろうとする人であってください。エンジニアとしての新しい知識を学んでいくことはその人にとってもプラスに働きます。自分がこういう仕事がしたいと思っても、必要なスキルがなければ仕事が与えられることはありません。
 自分の仕事の幅、選択肢を増やすためには自分の専門スキルを磨いてさらに深化させること、そして自分が不十分だと感じるスキルを向上させることが必要不可欠です。自分のスキルを日々磨きアップデートしていってこそ、自由にやりたい仕事ができるのです。そのような意味で、皆さんには勉強し続ける人であってほしいです。

 次に、『チャレンジ精神』についてですが、失敗を恐れない人であってほしいです。失敗を恐れると人は自分が確実にできると思うことしかしなくなります。「何もしなくなる=変わらない」人はエンジニアとしての成長がなく、仕事の幅も広がらずやりたい仕事に制限が出てきます。
 「やったことがないから」をやらない言い訳として使うのではなく、やったことがないからこそ色々工夫してやっていくのが仕事です。「やったことがないからできない」で自分の限界を作る人にはならないでください。子どものように「これやりたい」と発言する意思をもってください。そしてそれをやるための準備をしてください。
 皆さんには後ろをついていく人ではなく、トップ集団に居続ける人であってほしいです。

 そして最後に、『コミュニケーションをしっかりとれる』ということについてですが、ここで言うコミュニケーションとは、簡単に言うと報連相ができる人のことです。例えば、何かの仕事をしていて、期日中に終わるかもしれないけれど終わらない状況があったとします。この終わらない「かも」の段階で報連相できない人では困ります。
 仕事はチームで行いますので、自分の状況の共有をしっかりできる人であってほしいです。「知らないと周りが困るよね」というのが察知できる人、相手志向ができる人と、私たちは一緒に働きたいと思っています。仕事は単独では成立しません。人と人との連携で成立するものです。そのような点からも、単にエンジニア力が高いだけの人にはならないでください。チームワークを意識して働いてほしいです。