アーカイブの経営の軸は「社員を大切にすること」です。社長は常に顧客第一より社員第一で行動しており、「社員のためになることはやる、社員のためにならないことはやらない」と宣言しています。

 アーカイブは1人あたり10万円の会社利益だけで運営すると決めているので、10万円以外の社員の取り分は保証されます。その為、自分が生み出した利益は10万円以外すべて自分に還元されるので、社員から給与に対しての不満が出ません。そして、アーカイブでは仕事も社員が自由に選べるようにしているので仕事に対しての不満もない状態です。社員に不満がないと、自分の仕事に打ち込めますし、それが高いパフォーマンスに繋がって顧客に貢献するようになります。顧客第一にしなくても、社員第一にすれば、自然と顧客満足度が上がるのです。そして、社員も顧客に貢献すると評価が上がり給与も更に上がることに繋がるので、社員にとっても顧客にとってもWin-Winな状態が成立します。

 このように、正のスパイラルの状態を作っておくと、仕事も自ら進んで行い、顧客に対しても自分のキャリアパスに対しても自分で意欲的に考えるようになります。そして、自分で考え行動していくようになり、社員が自立していくのです。このように「社員を大切にすること」という経営の軸で、社員が自立することを目指しています。