給与は本当に適正か?
人手不足倒産の話を昨日書きました。
理由の一つに、給与を上げても人が来ないということだそうです。
確かに今までの給与よりは上げたのでしょうね。
でもそれって、世の中、さらには仕事に対する求職者からみて適正な給与なんでしょうか。
すべての会社の社員の皆様は、社長と心中するわけにはいきません。
社長が亡くなっても、会社が倒産しても、生きていかないとなりません。
そのため、最悪の想定を考えながら仕事していくことになります。
他でも通用するスキルがみにつくか?
その上で、適正は給与をもらえているか?
この2点がマッチしないと、そもそも働いてくれません。
もちろん、他で通用しな仕事もあるでしょう。
その場合、さらに給与を上乗せできないと働いてくれないでしょう。
会社と心中するわけにいきませんからね。
その上で、会社としてその人の仕事に金額をつけていくわけです。
その結果、とんでもな金額になる場合もあるかもしれないし、金額が安くてもやってくれる仕事もあったりします。
例えば、経験が浅いエンジニアが、車のエンジンを設計任されたりしたら、金額が安くても喜んで受けてくれるでしょう。
そんな仕事はめったにありませんけど。
一番やってはいけない給与の決定方法が、
業界的にこんなもんだから
年齢的に平均給与がこんなもんだから
といった、評価を放棄しているものです。
これだと、優秀な人からどんどん辞めていくでしょう。
経営者が一番最初に考えなくてはならない仕組みの一つに給与の決定がありますよね。
ビジネスモデルは、その上で作るものですから。。。