アーカイブは今年で創立17周年を迎えますが、離職率10年連続0%を達成しました。過去に退職した社員は3人、入社後3年間離職率は0%です。平均勤続年数は12年です。
 社員が長年辞めずにアーカイブで働き続けてくれるのは、「給与の満足度」と「仕事を選べる」という大きな2つの理由からです。
 実は、社員の7~8割は派遣先から引き抜きの話もされており、社長は「アーカイブより条件が良い会社があれば転職してもいい」と言っています。それでもその話を断ってアーカイブに居続けてくれているのは、「その会社よりアーカイブの給与が高いから」という理由と、現状の収入を上回る金額を提示されても「与えられたやりたくない仕事をさせられるかもしれないから」という理由がアンケート結果でわかりました。

 平均年収を同業他社と比べると、アーカイブが200万円程上回っています。なぜそんなに給与に差が出るのかと疑問に思うと思います。ブラック企業だからという理由では決してありません。普通の会社は売上の2~3割を取りますが、アーカイブは社員に還元したいという思いが根底にあるので、1人あたり10万円だけで運営すると先に決めているからですその為、自分の頑張り次第で給与がどんどん上がっていくのです。
 仕事に関しても同じです。普通は会社の都合で仕事を割り振られるので、自分のやりたい仕事ができないことが多いですが、アーカイブは自分で自由にキャリアパスを描いてほしいという思いがあるので、社員がやりたい仕事を選べるようにしています。その為、もし派遣先で、自分が思っていた仕事内容と違っていたり、人間関係に不満があるなら、その契約期間が終わると同時にそこを辞めることができるのです。

 自分が「いやだ」と思う仕事は断ることもできるのがアーカイブの魅力でもあります。だからこそ、自分のやりたい仕事ができて給与も満足できるアーカイブに社員が長く居続けてくれるのです。