・「アーカイブに入った理由は何ですか?」
私は物が動くシステムに携わりたくて精密機械メーカーのシステム開発部門に新卒で入社しました。数年は開発業務を楽しんでいましたが、開発対象が自社製品に限定されること、「枯れた技術」を使うことでリスクを避ける傾向があり新しい技術を取り入れることに制約があったことから、マーケットが制限されているように思え将来に不安を感じるようになりました。
これらを解決し、多様なプロジェクトに関われるようになるためSESがメインの会社に転職したのですが、多様な案件を提示されるものの、金融系や業務系がほとんどで組込系は単価が低めなためかリストアップされず、やはり物を動かす開発がしたいと思い再度メーカーに転職しました。転職先のメーカーでも次第に最初の会社と同じ状況に陥り転職を考えますが、プロジェクトを変えるために転職を繰り返すのはもうやめたいと思っていたところにアーカイブからのスカウトメールを受信しました。アーカイブでは3回面接をさせていただき、丁寧に会社と自分のキャリアの方向性が一致しているかを確認させていただき、採用面接の後に見せていただいた実際の案件リストに会社都合による案件の取捨選択がないことから、転職する理由が無くなると考え入社を決めました。
・アーカイブのここがいい!ってところはどこですか?
私は特に以下3点がアーカイブのいい所だなと思っています。
①その時点で募集があるプロジェクトをすべて提示してもらえて、業務内容、勤務地、月単価等の条件から自分がやりたいプロジェクトを選べるところ
②開発業務以外の仕事(管理、営業等)をしなくてよいところ
③人事考課等の他人の評価による支給額の増減がなく、月単価に給与が比例するところ
・アーカイブの不満はありますか?
個人的には不満はないので、良いところの裏返しの注意点として挙げると、という感じにはなるのですが(笑)
社員がそれぞれ希望のプロジェクトに入るため基本的に1人現場になるところや、よくある経験者とのセット提案はないので、自分のスキルが十分でないと希望条件が通らないことがある(相手から選んでもらえない)こともあるかなと思います。また、他社が福利厚生に充てている分を社員の給与として支給しているため、技術が足りないところ等は自力でスキルアップする必要がある(よくあるスキルアップ支援制度とかはない)ので、自分次第のところがありますね。(自由度が高いという捉え方も出来ますが)
・どんな働き方してますか?
現在は機密情報を扱うプロジェクトに参画しているため、原則出社です。
10:00から30分程度の定例ミーティングがあり、進捗確認や問題点の共有等を行います。それ以外の時間は各自割当の作業を進めますが、プロジェクトメンバー全員が同じ部屋にいるので、仕様や問題点の確認は都度対面で行います。本来は8:40始業ですが電車が混雑する前(1時間前の7:40)に出社し、同じく1時間早い16:30に終業しています。
完全リモートで働いている方もいらっしゃるので、働き方(出社/リモート/フレックス)に関してはプロジェクトによるかと思います。対面は対面の良さもあるのでご自身がどういう働き方をしたいかで仕事を選んだらよいかと思いますが、私は朝早め出社する分、早く帰れるので自由な時間が多く確保できるのは良いなと思っています。
納期前は状況により残業が発生しますが、残業代より自分の時間が欲しいので多少の残業は代休等で相殺しています。代休にできないほど残業したのは今の現場では2年間のうち1月分だけでした。入ったプロジェクトが残業や休日出勤が常態化していた場合は別プロジェクトに変わるようにしています。
・求職者の方へ一言
会社の制度に不自由さや不公平さを感じている方、アーカイブへの応募をお勧めします。